KDDIアジャイル開発センターのデザイナーさんとの若手デザイナー交流会に参加してきました!

こんにちは!EngineerforceでUI/UXデザイナーをしている福田です。
先日、KDDIアジャイル開発センター(以下KAG)のサービスデザインチームと、私たちEngineerforceのデザインチームで「若手デザイナー交流会」を開催しました!
普段なかなか他社のデザイナーさんと直接交流する機会がない中で、とても新鮮で刺激的な時間を過ごすことができました。その時の様子を少しご紹介します!
交流会会場へ!
今回は、交流会の会場としてKAGさんのオフィスを訪問させていただくことに!
オフィスに足を踏み入れると、広々とした空間でみなさんが黙々と作業されていました。フルリモートの私たちにとってリアルなオフィスは新鮮な光景で、胸が弾みました。
会社紹介
会場に到着後、まずは名刺交換をしながら挨拶を交わし、和やかな雰囲気で交流会がスタート。両社それぞれの事業やチームについて、スライドを使って紹介し合いました。
普段なかなか聞くことのない取り組みや体制に、興味津々で耳を傾ける場面も多く、お互いの理解が深まる時間となりました。


弊社からは徳永が登壇し、取り組みやチームの雰囲気を紹介してくれました!
それぞれの会社が大事にしていることや、日々どんなプロジェクトに取り組んでいるかなどを知ることができ、とても興味深かったです。
なかでも約10年以上、アジャイル開発にこだわり続けてきたという、KAGさんの取り組みは印象的でした。「どのようにアイデアから形にして、リリース後も育てていくか」という視点に基づき、スピードと柔軟性を両立する。顧客に寄り添った形でサービスやプロダクトの開発を進める姿勢がとても参考になりました。
こうしたアジャイル開発を文化として根づかせようとする組織的な取り組みは、とても興味深く感じました。
ランチしながらフリートーク!
その後は、2グループに分かれてみんなでお弁当を囲みながらのランチタイム!
フルリモート勤務ではなかなか「一緒にランチ」ができないので、対面でテーブルを囲んでの食事はとても新鮮で楽しいひとときでした!
20分ほど経った頃、KAGのデザイナーさん達が席を入れ替える形で席替えタイムがスタート。
事前に用意された“お題ボックス”からテーマを引いて、それについて話すというミニトーク企画も行われ、自然と会話が盛り上がりました。

話題は「働き方」や「チームでのコミュニケーション」、「デザイナーになったきっかけ」、「ツールどうしてる?」といった内容にも広がり、特に「フルリモートでどうやって連携しているのか?」という点には、KAGさんからも多くのご質問をいただき、とても盛り上がりました。
フリートークでは、私たちのコミュニケーション方法についてお話ししました。弊社では、バーチャルオフィスを使った”オンライン出社”というスタイルを取り入れています。それぞれにデスクがあることで、困ったときに気軽に声をかけられる環境を作っており、そこから自然に雑談が生まれることも多く、リモートでも日常的なやりとりが生まれやすくなっています。
また、働き方についても話題になり、弊社のフルフレックス制度をご紹介しました。
家庭やプライベートと両立しながら働いているメンバーも多く、それぞれのライフスタイルに合わせて柔軟に働けることをお伝えしました。
交流会での学びと気づき
交流会では、限られた時間の中で多くの意見や考えを共有することができました。中でも印象的だったのが、KAGさんの新卒プロジェクトの取り組みでした。この話は、私が現在MUI案件で抱えている課題とも深く関連していました。
現在の業務課題
私は現在、MUIを用いてエンジニアと協力しながら案件を進めています。運用面で悩むことも多く、エンジニアリングについて考える場面が増えました。見た目のデザインは整っていても、「クリックしたときに何が起こるか」「どんな仕様か」といったUXの要素は、デザインだけでは伝えきれないことがあります。そのため、プロトタイプや仕様メモを併せて共有するようにしていますが、それでも実装コストが想定以上だったり、逆に難しいと思っていたデザインがスムーズに実装できたりと、日々発見があります。
KAGさんの新卒プロジェクトから得たヒント
そんな中、KAGさんの新卒社員による社内プロジェクトの取り組みを伺い、私が抱える課題へのヒントを多く発見できました。このプロジェクトでは、エンジニアとデザイナーが1つのチームとなり、サービスをゼロから企画。要件定義や設計、役割分担に至るまで、自分たちで主体的に進めているとのことでした。
共通言語の重要性と課題への応用
特に印象的だったのが、エンジニアとデザイナーが要件定義の段階から協働し、「どこまで仕様を固めるか」「どこまでUIで補うか」といった具体的な議論を重ねている点です。これは、まさに私が日々感じている認識のギャップを解決するアプローチでした。弊社でも定期的に開催しているLT会で、こうした実例を交えた発表を増やしていきたいと思います。
課題起点思考の重要性
また、「作りたいもの」から始まりながらも、それが本当にユーザーにとって必要かどうかを深く考える姿勢にも共感しました。私の現在の案件でも、デザインありきではなく、ユーザーの課題解決という視点から仕様を見直すことで、エンジニアとの議論もより建設的になると感じています。
実践的な学びの場の構築
「プロダクトをつくる」という具体的なアウトプットがあることで、日々の学びが実践的な力へとつながるという話も印象的でした。MUI案件での試行錯誤も、こうした実践を通じた成長の機会として捉え直すことで、より前向きに取り組めそうです。
今後の取り組み
今回の交流会を通じて、エンジニアとデザイナーの連携強化に向けた具体的な方向性が見えてきました。今後は共通言語の構築と、ユーザー課題への深い洞察を軸に、より良いプロダクトづくりを進めていきたいと思います。
最後はみんなで集合写真!
交流会の締めくくりは、参加メンバー全員での集合写真!
和やかな雰囲気の中で、あっという間の時間でした。

おわりに
今回の交流会では、デザインの考え方や働き方についてお互いのリアルな声を聞けて、本当に学びの多い時間となりました。
貴重な機会を作ってくださったKAGの皆さん、本当にありがとうございました!
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